家を貸す場合、大きく下記の流れになる。
(1) 入居者募集
(2) 審査・契約
(3) 賃貸中の管理
(4) 退去手続き
(5) クリーニング・リフォーム
これらを行うには専門知識やかなりの労力が必要で、自らすべての業務を行うことは非常に難しい。
しかし、不動産会社にお願いすることで、これらの運営業務を不動産会社が代行してくれるので心配ない(※サービス内容によって料金・詳細は異なる)。複雑な業務の手間や気苦労なく貸したいなら、入居者募集から契約終了までをトータルにサポートしてくれるサービスがおすすめです。
家を売るのに比べて毎月安定した家賃収入を得られることや、賃貸契約終了後は家に戻ることができるという点が挙げられる。また、家賃収入よりも必要経費が上回った場合、ほかに所得があれば確定申告によって税金が戻ってくるという節税効果もある。
ただし、物件の状況や個人のライフプランなどさまざまな条件によって一概にどちらがよいとは言い切れないため、「売る」「貸す」の両方検討する場合は不動産会社に相談しよう。
「3年間だけ」など期間を決めて貸せる!
従来の賃貸借契約では、「正当事由」がない限り契約の更新を拒否することができないとされてきた。しかし、2000年に導入された「定期借家制度」では、契約で定めた期間の満了により、確定的に契約が終了する。貸したい期間が決まっている場合には「定期借家制度」を利用したい旨、不動産会社に伝えよう。